前回、ベースブレッドとサラダチキンを味やコスパなど8つの項目で比較しました。
その中で栄養素の比較も行いましたが、カロリーやタンパク質などの比較のみでビタミンやミネラルの比較はしませんでした。
しかし、それらの栄養素で実際にどれくらい差があるのか気になるところであります。
ということで今回は、ベースブレッドとサラダチキン(鶏むね肉)に含まれている栄養素35種類の項目を調査し比較してみました。
本記事を読めば、ベースブレッドとサラダチキンのどちらが栄養価の面で優れているのかがわかります。
また、サラダチキンでベースブレッドをアレンジした場合の栄養価も解説するのでぜひ最後までご覧ください。
タップできる目次
ベースブレッドとは

Amazonより引用
まず、ベースブレッド(BASE BREAD)について少しだけ解説しておきます。
ベースブレッド(BASE BREAD)とは、からだに必要な栄養素がぎっしり詰まった完全栄養のパン※で、それだけで1日に必要な栄養素の1/3が取れます※。
ベースブレッドは、「手軽に栄養バランスの取れた食事をしたい」という思いを叶えるために開発されているため、栄養バランスや手軽さはバツグンです。

公式サイト https://basefood.co.jp/
サラダチキンとは

出典:セブンイレブン公式HP
サラダチキンは、皆さんご存知のとおり、コンビニに売っているアレです。
基本的には鶏むね肉が使われていて、スモークやハーブ、プレーンなどいくつかの味付けされています。
サラダチキンは高タンパク低糖質で低カロリーなため、筋トレやダイエットに励んでいる人からは絶大なる人気を誇っています。
では、ベースブレッドとサラダチキンの栄養素を徹底的に比較していきたいと思います。
今回の比較はできるだけ公平を図るため、どちらもプレーン味を採用しています。
(セブンイレブンのサラダチキンを採用)
ベースブレッドとサラダチキン1食分の栄養素比較
ベースブレッド1食分と鶏むね肉110g(サラダチキン1個分)の栄養素を比較していきます。
まずは、商品裏面にも記載のある栄養素から。
三大栄養素の比較
ベースブレッド (1食分) | サラダチキン (1袋分) | |
カロリー | 410 kcal | 114 kcal |
タンパク質 | 27 g | 24.1 g |
脂質 | 10.8 g | 1.2〜2.5 g |
- オメガ3脂肪酸 | 0.8 g | ? |
- オメガ6脂肪酸 | 3.2 g | ? |
炭水化物 | 47.8 g | 0 g |
- 食物繊維 | 6.4 g | 0 g |
塩分 | 1.4 g | 1.1 g |
グラフにすると以下のようになります。
以下のグラフでは、サラダチキンの栄養素を「1」とした時のベースブレッドの栄養素がどれくらい含んでいるのかを示しています。

10倍以上含んでいて、グラフからはみ出ている部分は省略しています。
ベースブレッド1食分であれば、サラダチキンよりもタンパク質が多くなっているようです。(グラフからは分かりづらいので、数値を書いているう上の表を見てください笑)
ただ、カロリーや糖質・脂質はベースブレッドの方がかなり高くなっている点は注意しておきましょう。

では、サラダチキンの商品には記載されていないビタミンやミネラルの含有量で、比較していきたいと思います。
ここからは、日本食品標準成分表2020年版(八訂)に掲載されている「鶏むね肉/皮なし/生(110g)」の栄養素を採用して比較していきます。
ビタミンの比較
まずは、ビタミンの含有量の比較から。
鶏むね肉(110g)に含まれているビタミンを「1」とした場合のベースブレッドのビタミン含有量を表したのが以下のグラフになります。

15倍以上含んでいてグラフからはみ出ている部分は省略しています。
どうでしょう?
このグラフを見ると、ベースブレッドにはほとんどのビタミンで鶏むね肉の数倍以上含まれてることがわかります。
実際にそれぞれの栄養素がどのくらい含まれているのか、とベースブレッドには何倍含まれているのかを示しているのが以下の表です。
ベースブレッド (1食分) | 鶏むね肉 (110g) | ベースブレッドに 鶏むね肉の 何倍含まれているか | |
ビタミンA | 176 μg | 10 μg | 35倍 |
ビタミンB1 | 0.4 mg | 0.11 mg | 7倍 |
ビタミンB2 | 0.3 mg | 0.12 mg | 5倍 |
ビタミンB6 | 0.4 μg | 0.7 mg | 1.1倍 |
ビタミンB12 | 0.8 μg | 0.2 μg | 4倍 |
ナイアシン | 8.5 mg | 13.2 mg | 1.3倍 |
パントテン酸 | 1.1 mg | 2.11 mg | 1.04倍 |
ビオチン | 8.6 μg | 3.5 mg | 5倍 |
葉酸 | 108 μg | 14 mg | 15倍 |
ビタミンC | 19 mg | 3 mg | 13倍 |
ビタミンD | 1.2 μg | 0.1 μg | 24倍 |
ビタミンE | 1.4 mg | 0.3 mg | 9倍 |
ビタミンK | 26.5 μg | 18 μg | 3倍 |
※表は横にスクロールできます。
1番多いものでビタミンAの35倍、2番目に多いものでビタミンDの24倍となっています。
一方で、ナイアシン(ビタミンB3)やパントテン酸(ビタミンB5)などはベースブレッドも鶏むね肉もそれほど含有量は変わらないようですね。
ミネラルの比較
続いては、ミネラルの含有量を比較してみました。

15倍以上含んでいてグラフからはみ出ている部分は省略しています。
グラフからもわかるように、ほとんどのミネラルでベースブレッドの方が多くなっています。

具体的に、それぞれどのくらいミネラルが含まれていて、どれくらいの差があるのかを表にまとめてみました。
ベースブレッド (1食分) | 鶏むね肉 (110g) | ベースブレッドに 鶏むね肉の 何倍含まれているか | |
亜鉛 | 3.2 mg | 0.8 mg | 4倍 |
カリウム | 938 mg | 410 mg | 2.3倍 |
カルシウム | 228 mg | 4 mg | 57倍 |
クロム | 3.4 μg | 0 μg | 3.4倍 |
セレン | 9.6 μg | 19 μg | 1.01倍 |
鉄 | 1.4 mg | 0.3 mg | 9倍 |
銅 | 0.2 mg | 0.02 mg | 20倍 |
マグネシウム | 136 mg | 32 mg | 4倍 |
マンガン | 2.8 mg | 0.02 mg | 140倍 |
モリブデン | 96.4 μg | 2 μg | 48倍 |
ヨウ素 | 50.8 μg | 0 μg | 51倍 |
リン | 346 mg | 240 mg | 1.4倍 |
※表は横にスクロールできます。
こんな感じでセレンやリン、カリウムといったミネラル以外は、基本的に3倍以上含まれているようです。
また、カルシウムやヨウ素など多いものだと鶏むね肉の50倍以上も含まれているものがあるようで、マンガンに関しては140倍も含まれています。
1食分の栄養素まとめ
ここまでのベースブレッドとサラダチキン(鶏むね肉)1食分の栄養素の比較結果をまとめるとこんな感じ。
- ビタミン・ミネラルはベースブレッドの方が豊富
- ベースブレッドの方が劣っている栄養素はない
さすがベースブレッドは完全栄養食※というだけあって、一食分を食べるとサラダチキンに劣る栄養素はないようですね。
なので、普段サラダチキンばかり食べている人は、ベースブレッド に置き換えてみるのもいいかもしれません。
栄養価ではベースブレッドの方が良いですが、他のコスパや味などについての比較は以下の記事で行なっています。
ベースブレッド1個分とサラダチキンの栄養素比較
ベースブレッドとサラダチキンを1食分で比較すると、ベースブレッドの方がビタミンやミネラルが多いことはわかりました。
が、ベースブレッドは1食分が2袋であるため、どこか不平等感があります。
ということで、ここからはベースブレッド1袋とサラダチキン1個で比べた場合、どちらの方が栄養素の面で優れているのかを比較していきます。

では、行ってみましょう!
三大栄養素の比較
まずは三大栄養素の比較から。
ベースブレッド1袋とサラダチキン1個の三大栄養素は以下の通りです。
ベースブレッド (1袋分) | サラダチキン (1袋分) | |
カロリー | 205 kcal | 114 kcal |
タンパク質 | 13.5 g | 24.1 g |
脂質 | 5.4 g | 1.2〜2.5 g |
- オメガ3脂肪酸 | 0.4 g | ? |
- オメガ6脂肪酸 | 1.6 g | ? |
炭水化物 | 28.9 g | 0 g |
- 食物繊維 | 3.2 g | 0 g |
塩分 | 0.7 g | 1.1 g |
ベースブレッド1食分で比べたときとは異なり、タンパク質はサラダチキンに劣る結果となりました。

一応グラフも載せておきます。

10倍以上含んでいてグラフからはみ出ている部分は省略しています。
グラフからもわかるように、タンパク質と塩分以外は、1食分での比較と変わらずベースブレッドの方が多くなっているようですね。
ビタミンの比較
続いて、ベースブレッド1袋分と鶏むね肉110gのビタミン含有量を比較してみましょう。

※1 上記のグラフは鶏むね肉(110g)に含まれているビタミンを「1」とした場合のベースブレッドのビタミン含有量を表しています。※2 10倍以上含んでいてグラフからはみ出ている部分は省略しています。
どうでしょう?
先ほどの1食分の比較の時とは、少し様子が違いますね。
先ほどのベースブレッド1食分との比較では鶏むね肉の方が多いビタミンはありませんでした。
しかし、ベースブレッド1袋と比較すると、いくつかのビタミンで鶏むね肉の方が多くなっているようです。
具体的には、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6の含有量が、ベースブレッドの方が少なくなっています。
ちなみに、下の表を見てもらえればわかりますが、ベースブレッド1袋でもこれらの栄養素の1日に必要分の23〜66%を占めています。
つまり、鶏むね肉はこれら3つのビタミンがやたら多いということになります。
ベースブレッド (1食分) | 鶏むね肉 (110g) | ベースブレッドに 鶏むね肉の 何倍含まれているか | |
ビタミンA | 176 μg(23%) | 10 μg | 17.6倍 |
ビタミンB1 | 0.4 mg(34%) | 0.11 mg | 3.6倍 |
ビタミンB2 | 0.3 mg(20%) | 0.12 mg | 2.5倍 |
ビタミンB6 | 0.4 μg(32%) | 0.7 μg | 0.57倍 |
ビタミンB12 | 0.4 μg(17%) | 0.2 μg | 2倍 |
ナイアシン | 8.5 mg(66%) | 13.2 mg | 0.64倍 |
パントテン酸 | 1.1 mg(23%) | 2.11 mg | 0.52倍 |
ビオチン | 8.6 μg(17%) | 3.5 μg | 2.5倍 |
葉酸 | 108 μg(45%) | 14 μg | 8倍 |
ビタミンC | 19 mg(17%) | 3 mg | 6倍 |
ビタミンD | 1.2 μg(23%) | 0.1 μg | 12倍 |
ビタミンE | 1.4 mg(22%) | 0.3 mg | 4.6倍 |
ビタミンK | 26.5 μg(18%) | 18 μg | 1.5倍 |
※表は横にスクロールできます。
※()内の数値は、栄養素等表示基準値(18才以上、基準熱量2,200kcal)に基づき、1日分の基準値に対する比率を表しています。100%で1日分の基準値となります。
ミネラルの比較
続いて、ベースブレッド1袋と鶏むね肉110gのミネラルを比較していきましょう。

※1 上記のグラフは鶏むね肉(110g)に含まれているビタミンを「1」とした場合のベースブレッドのミネラル含有量を表しています。※2 10倍以上含んでいてグラフからはみ出ている部分は省略しています。
ミネラルの面でもビタミンと同様、鶏むね肉の方が多いものがあるようですね。
具体的には、ベースブレッド1袋だとセレンやリンが鶏むね肉よりも少なくなっているようです。
ちなみに、ミネラルに関してもビタミンと同様、ベースブレッドにはそれぞれ1日に必要な量の19〜34%も含まれているので、鶏むね肉にこれらの栄養素が非常に多いということでもあります。
ベースブレッド (1袋分) | 鶏むね肉 (110g) | ベースブレッドに 鶏むね肉の 何倍含まれているか | |
亜鉛 | 1.6mg | 0.8 mg | 2倍 |
カリウム | 469mg | 410 mg | 1.14倍 |
カルシウム | 114mg | 4 mg | 28.5倍 |
クロム | 1.7μg | 0 μg | 1.7倍 |
セレン | 9.6μg | 19 μg | 0.5倍 |
鉄 | 1.4mg | 0.3 mg | 4.6倍 |
銅 | 0.2mg | 0.02 mg | 10倍 |
マグネシウム | 68mg | 32 mg | 2.1倍 |
マンガン | 1.4mg | 0.02 mg | 70倍 |
モリブデン | 48.2μg | 2 μg | 24倍 |
ヨウ素 | 25.4μg | 0 μg | 25倍 |
リン | 173mg | 240 mg | 0.72倍 |
※表は横にスクロールできます。
※()内の数値は、栄養素等表示基準値(18才以上、基準熱量2,200kcal)に基づき、1日分の基準値に対する比率を表しています。100%で1日分の基準値となります。
1袋分での栄養素比較まとめ
ベースブレッド1袋とサラダチキン1個での栄養素の比較結果をまとめると、こんな感じになります。
- ベースブレッドの方がタンパク質が少ない
- ビタミンやミネラルは基本的にベースブレッドの方が多い
- ただしベースブレッドの方が少ないものもある
なので、タンパク質やセレンといったミネラルなど部分的に見るとサラダチキン(鶏むね肉)の方が優れているものがありますが、全体的に見るとやはりベースブレッドがバランスよく含まれているなという印象です。
2つを一緒に食べた場合(サラダチキンアレンジ)
ここまで、ベースブレッドとサラダチキンを比較してきました。
そこで、

と気になる方もいるかと思います。
実際、サラダチキンを使ったベースブレッドのアレンジをしてみましたが、めちゃくちゃ美味しく、ボリューム満点で非常に満足感の高いアレンジに仕上がりました。
ということで、両者を一緒に食べるサラダチキンアレンジの場合に、どれくらい栄養価が増すのかについてお伝えしていきたいと思います。
三大栄養素
まずは、三大栄養素から。
ベースブレッド (1食分) | サラダチキンアレンジ | |
カロリー | 205 kcal | 319 kcal(14%) |
タンパク質 | 13.5 g | 37.6 g(47%) |
脂質 | 5.4 g | 6.6 〜 7.9 g (11〜13%) |
- オメガ3脂肪酸 | 0.4 g | 0.4 g(22%) |
- オメガ6脂肪酸 | 1.6 g | 1.6 g(17%) |
炭水化物 | 28.9 g | 28.9 g(7%) |
- 食物繊維 | 3.2 g | 3.2 g(17%) |
塩分 | 0.7 g | 1.8 g(25%) |
※()内の数値は、栄養素等表示基準値(18才以上、基準熱量2,200kcal)に基づき、1日分の基準値に対する比率を表しています。100%で1日分の基準値となります。
サラダチキンとベースブレッドを一緒に食べた場合、なんとタンパク質は驚異の37g超えで、1日に必要な量の約半分も賄えてしまいます。
一方で、脂質や炭水化物などは1日の基準量の10%前後と非常に低くなっているため、これらの摂取を制限している人にも十分活用できるレベルです。

ビタミンの含有量
続いて、サラダチキンでアレンジした場合のビタミン含有量についてみていきましょう。
ベースブレッド (1食分) | サラダチキンアレンジ | |
ビタミンA | 176 μg | 186 μg(24%) |
ビタミンB1 | 0.4 mg | 0.51 mg(43%) |
ビタミンB2 | 0.3 mg | 0.42 mg(28%) |
ビタミンB6 | 0.4 μg | 1.1 μg(48%) |
ビタミンB12 | 0.4 μg | 0.6 μg(26%) |
ナイアシン | 8.5 mg | 21.7 mg(167%) |
パントテン酸 | 1.1 mg | 3.21 mg(67%) |
ビオチン | 8.6 μg | 12.1 μg(24%) |
葉酸 | 108 μg | 122 μg(51%) |
ビタミンC | 19 mg | 22 mg(20%) |
ビタミンD | 1.2 μg | 1.3 μg(25%) |
ビタミンE | 1.4 mg | 1.7 mg(27%) |
ビタミンK | 26.5 μg | 44.5 μg(30%) |
※()内の数値は、栄養素等表示基準値(18才以上、基準熱量2,200kcal)に基づき、1日分の基準値に対する比率を表しています。100%で1日分の基準値となります。
いかがでしょう?
ほぼすべてのビタミンで1日に必要な量の1/3近くまであり、ナイアシンに関しては1日の必要量を超えています。
ナイアシンの過剰摂取の影響が心配な方もいるかと思いますが、日本人男女の18歳以上の1日の上限は250~300mgとなっています。
つまりサラダチキンアレンジの10倍以上となっているので、そこまでの心配は必要ありません。(参考)
サラダチキンアレンジ非常に栄養豊富ではあるものの、1日に必要な量の1/3を超えていないものもあるためベースブレッド1食分に比べると少し劣ってしまいます。
ただ、一度にベースブレッドを2袋も食べられないという方にとっては、サラダチキンを挟むだけでそれと同じくらいの栄養素が取れるため非常に嬉しい情報ではないでしょうか?

ミネラルの含有量
お次は、サラダチキンアレンジのミネラル含有量についてみていきます。
ベースブレッド (1袋分) | サラダチキンアレンジ | |
亜鉛 | 1.6mg | 2.4 mg(27%) |
カリウム | 469mg | 879 mg(32%) |
カルシウム | 114mg | 118 mg(18%) |
クロム | 1.7μg | 1.7 μg(17%) |
セレン | 9.6μg | 28.6 μg(102%) |
鉄 | 1.4mg | 1.7 mg(24%) |
銅 | 0.2mg | 0.22 mg(24%) |
マグネシウム | 68mg | 100 mg(31%) |
マンガン | 1.4mg | 1.42 mg(36%) |
モリブデン | 48.2μg | 48.4 μg(193%) |
ヨウ素 | 25.4μg | 25.4 μg(20%) |
リン | 173mg | 413 mg(45%) |
※()内の数値は、栄養素等表示基準値(18才以上、基準熱量2,200kcal)に基づき、1日分の基準値に対する比率を表しています。100%で1日分の基準値となります。
ミネラルに関しては結構ばらつきがある感じで、カルシウムやクロムは少なめな傾向となっていますね。
一方、モリブデンやセレンといったミネラルは、1日に必要な量を満たしているため他の食事で補っていく必要はなさそうです。
モリブデンの過剰摂取が気になった方は心配ご無用。
モリブデンの過剰摂取に繋がる可能性がありますが、その場合でも尿と一緒に排出されるようなので、そこまで心配する必要はなさそうです。(参照)
気になるサラダチキンアレンジのコスパは?
ここまでサラダチキンアレンジの栄養価を見てきて、非常に栄養価が高いことがわかりました。
とはいえ、仮にこれを毎日食べたとした場合に金銭的に負担が増えるようでは、ベストなアレンジとは言えません。
ということでコスパを調べてみましたが、結論、超コスパ良好です。
1食たったの390円!
上で紹介したサラダチキンアレンジの一食の値段は388円で、なんとワンコイン以下!
このサラダチキンアレンジの内訳は、
- ベースブレッド(プレーン)1袋
→ 175円 - サラダチキン(セブンイレブン)
→ 213円
です。
Yahoo!の調査によると、2018年の会社員の平均昼食代は570円となっているため、毎日の昼食をこのサラダチキンアレンジに変えると毎日200円弱の節約になります。
つまり1ヶ月で6,000円、1年だと72,000円も節約になります。

飽きたら変更すればOK
神コスパとはいえ、さすがに1年間ずっとランチがサラダチキンアレンジだと飽きると思います。
なので、違うものを買ってアレンジしたりしてももちろんOKです。
ここでのポイントは普段私たちがランチに使っている金額よりもだいぶ安くなり、かつ健康的な食事ができるようになること。
なので、他にも栄養価の高いものでベースブレッドをアレンジしていけば同様に神コスパとなるでしょう。

あと、野菜も食べたいのでサラダパックでも付け足します。
他におすすめのベースブレッドのアレンジは?
ここまで見てきたように、ベースブレッドをサラダチキンを使ってアレンジした場合はかなり栄養価が高まります。
このように、アレンジによってさらに栄養価が高まるのがベースブレッドの良いところ。
他にも「おいしくて、栄養価も高まるアレンジが知りたい!」という方は、私が選んだおすすめのベースブレッドアレンジをまとめているので、こちらも参考にいろいろ試してみてください。
関連記事 早い!安い!うまい!のおすすめベースブレッドアレンジ12選
ガッツリとランチやディナーにもなるようなアレンジから、サッと作れるお手軽アレンジまで解説しているので、自分にあったアレンジ方法を取り入れてみてください。
ベースブレッドとサラダチキン(鶏むね肉)の栄養素を全て調査:まとめ
ベースブレッドとサラダチキンの栄養素比較まとめ
- 1食分を比較すると、ベースブレッドの方がビタミン・ミネラルは多い
- 1袋分で比較するとベースブレッドが劣る栄養素もある
- サラダチキンでアレンジするとかなり栄養価がアップしコスパも神
今回は、ベースブレッドとサラダチキンの栄養素を比較してました。
ベースブレッドとサラダチキンでそれぞれ優れている栄養素があることがわかり、これら2つでアレンジすることで非常に栄養価が高めることも判明しました。
結局のところ、いろんなものをバランスよく摂ることが大事だと思うので、今回のサラダチキンアレンジを含めベースブレッドはアレンジの幅も広くいろんなものと合うので、ぜひいろんなアレンジを試してお気に入りのアレンジ方法を見つけてみてください。
※1食で、栄養素等表示基準値に基づき、他の食事で過剰摂取が懸念される、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む