
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ビタミンDの役割
- ビタミンDと新型コロナの関係
- 高品質で激安のビタミンDサプリ6つ
- 質の低いビタミンDサプリ2つ
- ビタミンDサプリを選ぶ際の注意点2つ
日本人の8割が不足していると言われるビタミンD。
最近では、免疫系との関わりも指摘されることが多く、新型コロナの重症・死亡リスクなどとの関係性も指摘されています。
ビタミンDは計画的な食事や日光に当たることで生成・補給ができるものの、不足している日本人が多いのも事実。
そこで、手軽にビタミンDを補給するためにおすすめな高品質で低価格なビタミンDサプリを5つ紹介していきます。
前回ビタミンDの吸収率を爆上げする方法も紹介したので、ビタミンDサプリを使う際はこちらの方法もぜひご参考ください。
タップできる目次
今回おすすめするサプリはアメリカの第三者機関『ConsumerLab』の検査に基づいています。
改めてビタミンDって?
まず、ビタミンDの働きについて簡単に説明しておきます。
ビタミンDの主な働きは以下のとおり。
- カルシウムやマグネシウムなどの吸収の促進
- 血中カルシウム濃度の維持
- 正常な骨の形成促進
- 脳と体をつなぐメッセージ伝達
- 免疫系のサポート
こんな感じで、ビタミンDは骨の形成や体を動かしたり免疫が正常に働いたりするために大きな役割を果たしています。(参照)
他にも、ビタミンDが不足すると起こることや新型コロナウイルスとの関係については、以下で解説しています。
ビタミンDの種類
ビタミンDには実は種類があり、ビタミンD2からビタミンD7まであります。
ただ、ビタミンD4からD7までは食品にほとんど含まれていないことや活性が低いと言われています。(参照)
なので、一般的には高い生理活性を持つビタミンD2(エルゴカルシフェロール)とビタミンD3(コレカルシフェロール)の2つに大きく分けられます。
ビタミンD2とビタミンD3の違いは
ビタミンD2とビタミンD3は、ほぼ同等の生理的な効力を持つため、そこまで違いにこだわる必要はなさそうです。
ただ、最近ではビタミンD3の方がビタミンD2の2倍働きが強いといった主張もあったりします。(参照)
とは言え、これら2つのビタミンDは生成される元が異なります。
一般的にビタミンD2は、椎茸や海藻など植物系の食品に含まれるプロビタミンD2(エルゴステロール)から、ビタミンD3は、魚肉や鶏卵などの動物性の食品や紫外線に当たることで作られるプレビタミンD3から生成されます。
日に当たればビタミンDを生成できるが...
人間の体はうまくできていて、お日様にあたることで体内でビタミンDを生成できるようになっています。
ただ、最近では日焼けを避けるために日傘や日焼け止めを使う人も多く、皮膚からの生成が抑制されているケースも珍しくありません。

また、紫外線の浴びすぎで皮膚がんのリスクが上がることも懸念されます。
こういったことから日光にあたるのを避けている方や日に当たれないという方は、食事やサプリメントから補うことを厚生省が推奨されています。(参照)
新型コロナとビタミンDの関係
昨年の中程から、体内のビタミンDレベルと新型コロナへの感染や重症化リスクとの関係が指摘されています。
具体的には、体内のビタミンDレベルが高い人ほど感染や重症化するリスクが低く、逆にビタミンDレベルが低い人ほど重症化してしまうという関係性が指摘されています。
ある研究、以下のグラフのような結果も出ていたります。

出典:田中消化器科クリニック
こんな感じで血中のビタミンDレベルが高い人ほど、新型コロナの重症度が低いといった相関が示されている研究が多く出ています。
ここで一つ注意なのは、ビタミンDが新型コロナへの感染や重症化を抑えているのかという因果関係はまだ解明されていないという点です。
ビタミンDが実際に新型コロナの重症化を抑えるように働いているのか、はたまたビタミンDが高いような生活(健康的な食事や運動などで日を浴びる)ことが重症化リスクを下げているのかといったようなことはわかっていないということです。
ただ、ビタミンDは免疫力との関係も示されていますし、ビタミンDレベルが低い人は重症化リスクが高いということから、ビタミンDをしっかりと摂取して体内のビタミンDレベル上げておくのは、対策の一つとして行なっても良いでしょう。
ビタミンDサプリの摂取量の目安
ビタミンDサプリの摂取量の目安ですが、これは人によるところが大きいです。
一般的には、1日1,000〜4,000IU(25〜100μg)の間で良いとされていますが、ビタミンDレベルが極端に低い方はさらに摂取が勧められていたりします。(参照)

ちなみにIUとは「International Unit(国際単位)」のことで、主に不溶性ビタミンなどに対して使われる単位です。
この単位は国際的な同意の上、一定の生物学的効果を発揮できる量を測るものとして物質ごとに決められています。
1日の摂取量の目安
厚生省が発表している、日本の成人男女が摂取するべき1日のビタミンD摂取量の目安は5.5μgとなっています。
が、以前の記事でもお伝えしたように、目安量を取っているにも関わらずビタミンD不足と診断されたり、加齢と共にビタミンDの生成力が下がりビタミンD不足に陥りやすくなったりすることからも、この目安よりも多く取っておいても良いでしょう。

ただし取りすぎは注意
とはいえ、ビタミンDは取りすぎによる副作用も指摘されているので、この点も注意が必要です。
ビタミンDの過剰摂取によって起こる症状としては、高カルシウム血症や腎機能障害、食欲不振や嘔吐などがあるようです。(参照)
なので、普段よく外に出て日に当たっている方は食事やサプリから多く補う必要はありません。

今回紹介するサプリは、1,000〜2,000UI(25〜50μg)のものが多く、1日の上限内であるためそこまで心配する必要はなさそうです。
高品質で激安!おすすめのビタミンDサプリ5選
今回もConsumerLabの検査によって判明した、質の高くリーズナブルな商品を紹介していきます。
今回紹介するおすすめのビタミンDサプリは以下の6つです。
- ビタミンDのみ(固形)
ー Nature Made Vitamin D3
ー Now Vitamin D - ビタミンDのみ(液体)
ー Source Naturals Vitamin D3 - ビタミンDとビタミンK
ー Zhou K2 + D3 - ビタミンDとカルシウム、マグネシウム
ー Citracal, Bayer

それでは、それぞれ詳しくみていきましょう。
ちなみに今回は、商品ラベルに記載されている通りのビタミンD量がちゃんと入っているのか、重金属の有無、ビタミンD10μgあたりの価格で評価されています。
ビタミンDのみ(固形)
まずは、ビタミンDのみが入った錠剤など固形のサプリから。
Nature Made Vitamin D3
Nature Made Vitamin D3 | |
ビタミンDの量 (1粒あたり) | 50μg |
重金属 | なし |
10μgあたりの価格 | 2.3円 |
1回服用あたりの価格 | 11.3円 |
商品価格 | 1,018円(iHerb) |
まずはNature MadeのビタミンDサプリ。
こちらは1粒50μgのビタミンDのカプセルが90個入っていて1,018円となっています。

Nature Madeはトップとしての位置づけではないですが、十分質の高いビタミンDサプリと言えそうです。
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Now Vitamin D
Now Vitamin D | |
ビタミンDの量 (1粒あたり) | 25μg |
重金属 | なし |
10μgあたりの価格 | 1.3円 |
1回服用あたりの価格 | 3.2円 |
商品価格 | 575円(iHerb) |
続いてはNowフーズのビタミンDサプリ。
こちらはコスパがかなり良く、10μgたったの1.3円となっています。
また、1回の服用(1粒)でもたった3円ほどと激安です。

ちなみに、私もこのNowフーズのビタミンDサプリ50μgのものを今は愛用しています。
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ビタミンDのみ(液体)
続いては、液体のビタミンDサプリを紹介します。
Source Naturals Vitamin D3
Source Naturals Vitamin D3 | |
ビタミンDの量 (1回あたり) | 50μg |
重金属 | なし |
10μgあたりの価格 | 0.4円 |
1回服用あたりの価格 | 1.9円 |
商品価格 | 1,353円(iHerb) |
液体のビタミンDでは、トップに選ばれていたSource NaturalsのビタミンDサプリ。
こちらは1回の使用に9滴使用し、商品あたり約695回分も入っています。
なのでコスパでは今回紹介する中ではダントツです。
また、液体なのでサラダにかけて食べることもできますし、ビタミンDは脂質と一緒に取ることで吸収率が1.5倍に跳ね上がるというデータもあるので、効率よくビタミンDを摂取したい方にはおすすめです。

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ビタミンDとビタミンK
次は、ビタミンDだけでなくビタミンKも入っているサプリの紹介です。
ここで、なぜビタミンKが入っているのか疑問に思った方もいるかと思います。
その理由は、ビタミンDとビタミンKは骨の形成の面で、相乗効果をもたらすためです。
簡単に解説すると、ビタミンDは食事からカルシウムを吸収するのを促進する働きがあり、ビタミンKはカルシウムが骨に蓄積するのを助ける働きがあります。
つまり、これらのビタミン一緒に取り共同で働いてもらうことで、より強い骨を形成してくれることが期待できるわけです。
では、ビタミンDとビタミンKの入ったおすすめのサプリを紹介します。
Zhou K2 + D3
Zhou K2 + D3 | |
ビタミンDの量 (1粒あたり) | 125μg |
ビタミンKの量 (1粒あたり) | 90μg |
重金属 | なし |
10μgあたりの価格 | 2.4円 |
1回服用あたりの価格 | 30円 |
商品価格 | 1,798円(iHerb) |
ZhouのビタミンDサプリは、ビタミンDの含有量が125μgとかなりビタミンD量が多くなっています。
なのでこれはどちらかというと、ビタミンDが欠乏している人向けな感じですね。
また、先程お伝えしたビタミンDの1日の上限として設定している量(100μg)を少し超えているので、このサプリを選ぶ場合はお医者さんと相談した方が良いと思われます。
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ビタミンDとカルシウム
続いては、ビタミンDとカルシウムが取れるサプリメントの紹介です。
カルシウムが含まれている理由は、上記のビタミンKの場合と同様で、ビタミンDがカルシウムの吸収を促進するためです。
なので、カルシウムとビタミンDを同時に取ることで、丈夫な骨の形成につながるというわけです。
では、ビタミンDとカルシウムのおすすめサプリを紹介します。
Citracal, Bayer
Citracal Bayer | |
ビタミンDの量 (2粒あたり) | 12.5μg |
カルシウム (2粒あたり) | 400mg |
重金属 | なし |
10μgあたりの価格 | 13.4円 |
1回服用あたりの価格 | 16.5円 |
商品価格 | 1,686円(iHerb) |
CitracalのビタミンDサプリは、ビタミンD含有量が比較的低いため、これまでのに比べてビタミンD10μgあたりの価格が高めとなっています。
ただ、その分カルシウムを豊富に含んでおり、成人の1日の推奨摂取量の50~60%ほどにも及びます。(参照)
つまり、ビタミンDだけでなくカルシウムもガッツリ補給できるサプリメントとなっています。

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質の低いビタミンDサプリ2つ
今度は反対に質の低いビタミンDサプリメントを紹介していきます。
結論、以下の2つは避けておいて良さそうです。
- Natural Vitality Natural Calm Plus Calcium
- Thorne® Basic Bone Nutrients
上記の2つは、商品のラベルに記載されているビタミンDの量に満たしていないことが、質の低いものとして判断された理由です。
具体的には、上記2つの商品はラベルに記載されている量の63~67%ほどしかビタミンDが含まれていなかったようです。

ちなみに、これら2つは普通にiHerbに売ってて日本でも買えるのでこれまで使っていた方は今回紹介した質の高いサプリに変更しても良いかもしれません。
ビタミンDサプリを選ぶ時の注意点
ビタミンDサプリを選ぶ際の注意点は以下の2つです。
- 自然の日光からも十分に生成できることを知っておく
- グミ状のものよりも錠剤のほうがベターかも
それぞれ解説していきます。
自然の日光からも十分に生成できることを知っておく
まず、ビタミンDサプリを選ぶ前に、太陽に当たることでも十分なビタミンDを生成できることを今一度再確認しておきましょう。
おすすめのビタミンDサプリを紹介しておいてあれですが、サプリはあくまで補助的なものなので、普段の食事や日光に当たることから得られるのがベストです。
ただ、紫外線が気になる方や食事からの十分な摂取が難しい方は、今回紹介したサプリからビタミンDを補給することを検討しても良いかと思います。

グミ状のものよりも錠剤のほうがベターかも
そして、もう一つの注意点は、グミ状よりも錠剤のサプリの方が安全性が高い傾向にあるということ。
サプリと言えば錠剤のイメージがある方も多いですが、実はグミのような形状のものもあります。
ConsumerLab曰く、グミ状のものは錠剤に比べ吸収率がアップする可能性はあるものの、製造が難しく劣化しやすさの問題もあるようです。
また、ConsumerLabのテストでは、錠剤よりもグミ状のサプリの方が減量が少ない・多いなどの理由で質のテストに不合格になる傾向が強かったことも指摘されています。

高品質で激安のビタミンDサプリのおすすめ5選:まとめ
Nature Made Vitamin D3 | Now Vitamin D | Source Naturals Vitamin D3 | Zhou K2 + D3 | Citracal Bayer | |
ビタミンDの量 (1粒あたり) | 50μg | 25μg | 50μg | 125μg | 12.5μg |
重金属 | なし | なし | なし | なし | なし |
10μgあたりの価格 | 2.3円 | 1.3円 | 0.4円 | 2.4円 | 13.4円 |
1回服用あたりの価格 | 11.3円 | 3.2円 | 1.9円 | 30円 | 16.5円 |
商品価格 | 1,018円(iHerb) | 575円(iHerb) | 1,353円(iHerb) | 1,798円(iHerb) | 1,686円(iHerb) |
今回は質の高いおすすめビタミンDサプリを紹介してきました。
ビタミンDサプリには固形のものや液体のもの、ビタミンKやカルシウムを含んでいるものなど、割と種類があるようです。
価格やビタミンDの量など自分の用途に合ったものをぜひ選んでみてください。
私は、今はNowのビタミンDサプリを使っていますが、よく飲み忘れることもあるので、今度はSource Naturalsのものを試してみようと思います。
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