
と多くの人が願っていることかと思います。
「緑の葉物野菜」を食べることで、そんな私たちの望みを叶えるられるかもしれません。
というのも、たったこれだけで長生きできる確率が大きく上がるようなのです。
ということで今回は、「緑の葉物野菜の摂取」によってどれくらい死亡率が下がるのか、どれくらい食べれば良いのかについてお伝えしていきます。
本記事の内容
- 緑の葉物野菜で死亡率が下がる
- どれくらい食べれば良いのか
- より効果を得るための方法
タップできる目次
緑の葉物野菜を食べると死亡率が18〜25%も低下する
まずは結論からお伝えします。
なんと、毎日緑の葉物野菜を食べるようにするだけで、最大で約25%も死亡率が下がるようです。
つまり、緑の葉物野菜を食べるだけで、長生きできる可能性が大きく高まるわけです。

以下で少しだけ詳しく説明します。
6万人の日本人を対象にした研究結果
先ほどお伝えした数値は、2009年に6万人以上の40〜79歳の日本人男性と女性を対象に行われた研究によるモノです。
その研究では、健康的な生活の6つの要素と死亡率の関係が調べられました。
研究に含まれていた6つの要素は以下のとおりです。
健康的な生活の6つの要素
- 緑色の葉物野菜をほぼ毎日食べる
- タバコを吸わない
- 大量のお酒を飲まない
- 1日1時間以上のウォーキング
- 6.5〜7.4時間の睡眠
- BMI値が18〜24.9の間
この研究の結果、これらのうち1つの要素が増えるだけで男性24.7%、女性で18.5%もの死亡を防ぐことができることが示唆されました。
つまり、緑の葉物野菜を毎日食べるようにすることで最大で約25%も長生きできる可能性が高まるのです。
緑の葉物野菜にはどんなものが含まれる?
緑の葉物野菜の代表的なものは、以下のものです。
緑の葉物野菜
- ほうれん草
- ケール
- 小松菜
- 水菜
- ニラ
- 春菊
- 青梗菜 など

緑の葉物野菜をどれくらい食べれば良い?
1日に食べるべき緑の葉物野菜の量は、120gほどです。
厚生省は1日350g以上の野菜の摂取を、緑黄色野菜は120g以上摂ることを勧めているようです。(参照)
ただ、多くの日本人は野菜不足なので、350gで満足せずにさらに摂取していくことをオススメします。

緑の葉物野菜の効果をより高めるには?
それでは最後に、緑の葉物野菜を食べる効果を高める方法をお伝えしたいと思います。
その方法は主に以下の2つです。
効果を高める方法
- 野菜スープにして食べる
- 健康的な生活の他の要素も取り入れる
それぞれ解説していきます。
効果を高める方法1:野菜スープにして食べる
まず、緑の葉物野菜を摂取して得られる効果を高める方法として野菜スープにして飲むことが挙げられます。


スープにするメリット
- 栄養の吸収効率が高まる
- 栄養を逃すことなく摂取できる
野菜は、加熱調理することで細胞が破壊され、中に閉じこもっている有効成分や食物繊維が外に出てきます。
そのおかげで、食べた後の栄養の吸収率が格段に上がるのです。
また、スープにしてその汁を飲むことで、汁に滲み出た栄養素も余すことなく摂取できます。
これらのことから緑の葉物野菜を野菜スープにして食べることで効果を高めることが期待できます。

野菜スープのすごい効果については以下の本で詳しく解説されています。
絵などもあってすごく読みやすく、勉強になるのでオススメです!
ウイルスにもガンにも野菜スープの力 /幻冬舎/前田浩(医学博士)
効果を高める方法2:健康的な生活の他の要素も取り入れる
そして二つ目の方法は、健康的な生活の他の5つの要素も取り入れることです。
健康的な生活の6つの要素は以下の通りでした。
健康的な生活の6つの要素
- 緑色の葉物野菜をほぼ毎日食べる
- タバコを吸わない
- 大量のお酒を飲まない
- 1日1時間以上のウォーキング
- 6.5〜7.4時間の睡眠
- BMI値が18〜24.9の間
これら6つの要素を全て網羅している人は、0〜2要素のみの人に比べて死亡率が大幅に下がるようです。
具体的には、
- 男性で58%減少
- 女性で51%減少

なので、より長生きできる可能性を高めるために、できるだけ多くの要素を生活に取り入れていきましょう!
まとめ
今回は、緑の葉物野菜を食べるだけで最大で約25%も死亡率を下げることができる可能性についてお伝えしました。
たったこれだけで長生きできる可能性が大きく高まるのは驚きですよね。
今回紹介した効果を高める方法もぜひ取り入れて、健康で長生きするためにお役立てください!