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最近太りやすくなった?その原因は腸にあるかもな話。【腸内細菌のもてなし方紹介】

2020年10月1日

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肥満と腸内細菌の関係 アイキャッチ画像

 

マイコー
最近太りやすくなったな〜

なんて感じていたりしてませんか?

 

色々な原因が考えられますが、もしかしたらあなたの腸があなたを太りやすくしているかもしれません。

世間では「腸内環境は大事」とよく言われていますが、その理由は私たちの健康に深く関係しているからです。

 

ということで、今回は腸内環境と肥満についてお伝えしていきたいと思います。

 

 

太った人の細菌を移植したら、太る?

なぜリバウンドしてしまう?

2013年にこんなオモシロイ研究が行われました。

その実験とは、太った人の腸内細菌を無菌マウスに入れて変化を見るというものです。

 

その結果はというと、なんと細菌を移植されたマウスは太ってしまったのです。

実際にどれくらい太ったかというと、移植後15日で10%、35日後には約20%も体脂肪が増加

 

もりま
人間だと恐ろしい太り方ですよね。。。

 

ちなみに、痩せ体型の人の腸内細菌をマウスに移しても、体重や体脂肪の変化はなしでした。

 

この研究から言えることは、「腸内細菌は、私たちが太る原因に関係しているかもしれない」ということです。

 

腸内細菌が〇〇をコントロールしている?

腸内細菌と肥満のイラスト

上記のオモシロイ結果の理由の1つとして、腸内細菌が我々の栄養吸収をコントロールしていることが考えられています。

実際、腸内細菌の種類や比率によって、体内で吸収される栄養素が変わると指摘する実験があります。

 

例えば、2011年にアメリカで行われた研究がまさにそんな結果を示しています。

 

腸内細菌とカロリー吸収の関係

その実験では、被験者にカロリー量が一定の食事をしてもらい、消化されて排泄される便に残ったカロリーが計測されました。

 

その結果はというと。

 

痩せた被験者に高カロリー食を与えると肥満を誘発するとされる腸内細菌の割合が増えました

それに伴い、便に残るカロリーが150kcalほど減っていたのです。

 

つまり、腸内細菌の変化によって、体が吸収するカロリー量が変化することが示されたのです。

 

デブ菌と痩せ菌がある?

肥満と痩せ型

上記の実験以外にも、我々の腸内細菌が私たちが吸収する栄養素と関係していることを指摘するものはたくさんあります。

 

中でも、以下の2つの菌が注目されています。

  • ファーミキューテス門の菌(デブ菌)
  • バクテロイデーテス門の菌(痩せ菌)

 

もりま
バクテロイデーテスの方が悪そうな名前ですが、こっちの方がいいヤツです。

 

ちなみに、これら2つの部類に入る菌が私たちの腸内細菌の9割ほどを占めているとされます(参照)。

 

痩せ菌とデブ菌の比率が重要?

これら痩せ菌とデブ菌のバランスが肥満になるかどうかと大きく関わってきます。

 

実際、先ほどの実験でも、痩せた人が高カロリー食をした場合は、デブ菌のファーミキューテス門の菌が20%も増えてたことが分かったり。

 

また、肥満の人にはデブ菌が多いこともよく指摘されていたりします(参照)。

 

デブ菌が私たちを太らせる理由

 

腸内細菌(デブ菌)と肥満

デブ菌あるファーミキューテス門の菌が私たちを太らせる原因としては、主に以下の2点が考えられています。(参照

 

  1. 短鎖脂肪酸の働き
  2. 栄養吸収の変化

 

短鎖脂肪酸と肥満

短鎖脂肪酸は、細胞が脂肪を吸収するのを妨げる作用があります。

 

なので、短鎖脂肪酸を生成するバクテロイデーテス門の菌が減ることで、短鎖脂肪酸が減って太りやすくなってしまうのです。

 

栄養吸収と肥満

また、栄養吸収に関しては先ほどの実験結果でもあったように、ファーミキューテス門の細菌が増えると栄養の吸収率が変わります

 

つまり、本来は便として排出されるはずの栄養が吸収され、いつも以上に体がカロリーを吸収してしまうことで、肥満につながるのです。

 

腸内環境を整える方法

ガッカリする人
腸内細菌が肥満と関係していることはわかったけど、どうすればいいの?

てな声が聞こえてきそうですが、答えは簡単。

 

腸内細菌をもてなしましょう!

 

もりま
お・も・て・な・し です。(古い)

 

その腸内細菌をもてなす方法は色々とありますが、食事が一番わかりやすく実践しやすいでしょう。

 

腸内細菌をもてなす食品

腸内細菌に良いとされる食品は、主に以下のものがあります。

 

腸内細菌をもてなす食品リスト

  • 全粒穀物
  • 野菜と果物
  • ナッツ類
  • 種子類
  • 発酵食品
  • 高ポリフェノール食品(カカオや緑茶など)

 

まぁ色々と書いていますが、詰まるところは食物繊維をたくさん取りましょう!ということです。

 

発酵食品が一番おすすめ

ただ、上記の中でも発酵食品が一番おすすです。

 

発酵食品が腸に良いというのは聞いたことがある人も多いかと思います。

これは、発酵食品自体が腸内で活躍してくれる菌をたくさん持っていることと、細菌のエサとなる食物繊維が多いからなんですね。

 

もりま
なので、腸内環境を整えるのに最適な発酵食品をバンバン食べていきましょう!

 

腸内細菌をダメにする食品

では、反対に腸内細菌をダメにする食品もお伝えしておきます。

 

腸内細菌をダメにする代表的なものは、以下のもの。

 

腸内細菌をダメにする食品リスト

  • 砂糖の多い食品
  • 人工甘味料
  • 加工食品
  • アルコール

 

上記のものはできるだけ避けつつ、発酵食品と食物繊維の多い食べ物を食べることで、しっかりと腸内細菌をもてなせます。

 

ちなみにですが、腸内環境を整えるための食事は、花粉症対策のモノとも似ているのでさらに詳しく知りたい方は、ぜひご参照ください。

>> 食事でできる花粉症対策まとめ。おすすめ食品とNG食品

 

太りたくないなら、腸内細菌をもてなそう:まとめ

今回は、腸内細菌と肥満の関係についてお伝えしました。

 

腸内細菌が私たちが吸収する栄養素に関係しているとは、驚きですよね。

腸内環境は肥満以外にも私たちの健康と密接に関わっているので、もてなしておいて損はありません。

 

なにせ腸内細菌は、私たちが死ぬまで付き合っていくお友達なんでね。

 

どうぞ皆さんの腸内細菌も労ってあげてください。

 

なんか、自宅で腸内環境の検査ができるキットなんかもあるみたいですね。

 

少し高いですが、気になる方はどうぞ。

 

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