本日から、モスの動物性原材料不使用のプラントベースドの『グリーンバーガー』が全国で発売開始されました!
実は、今年の3月26日から東京都や神奈川県の計9店舗で先行販売されていた、この『グリーンバーガー』。
環境に配慮して作られた、このグリーンバーガーの全国発売を待ち望んでいた方も多いはず。

ということで、早速モスバーガーに行ってきました。
本記事では『MOS PLANT-BASED GREEN BURGER<グリーンバーガー>』の実食レビューをお届けし、原材料や栄養素などもお伝えしていきます。
本記事の内容
- グリーンバーガーは美味しいのか
- グリーンバーガーの原材料
- グリーンバーガーの栄養素
- グリーンバーガーの注意点
タップできる目次
モスの『グリーンバーガー』を入手した
本日から発売ということで、早速モスバーガーに行ってグリーンバーガーを入手してきました。
グリーンバーガーが発売とのことで人が多いのかなと思いましたが、私の地元のモスバーガーには客一人おらずでした。

『グリーンバーガー』の見た目
グリーンバーガーは、こんな感じで普通の包装紙に包まれていました。
そして、中身は、、、


モスの『グリーンバーガー』を実食してみた
もう見るからに美味しいグリーンバーガーを豪快にかじってやりました。
グリーンバーガーの気になるお味ですが、、、

バンズがやばい
このグリーンバーガーにかぶりついてまず感じたことは、そのバンズの柔らかさです。
上記の写真からも少し伝わるかと思いますが、高級なパンのようにすごくモチモチ感があります。
比べて良いのかわかりませんが、某ハンバーガーチェーンのパサパサのバンズとは正直ケタ違いです。
バンズ自体にはあまり味を感じませんでしたが、バンズだけでも十分楽しめるんじゃないかなーと思います。
ソイパティもうまい
大豆由来のパティも美味しかったです。
なんかこんにゃく?のようなものが入っていたり、よくある大豆ミートのような味でした。
また、少しコショウも効いていて味にパンチがありました。
ソースもまいう~
そして、そのパティとバンズの美味しさを引き立ててくれるのがソースです。
トマトソースがかかっているのですが、バンズとパティとの相性は抜群でした。

それでは、ここからモスバーガーの『グリーンバーガー』の原材料や栄養価などについてお伝えしていきます。
『グリーンバーガー』とは
グリーンバーガーとは、モスバーガーが販売している「動物性食材を主原料として使わず、野菜と穀物で作られた環境に優しいハンバーガー」です。
なぜ野菜と穀物で作られたこのハンバーガーが環境にやさしいのか、については以下の記事をご覧ください。
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これ知ってますか?お肉好きに知っておいてほしいこと2つ
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モスからのグリーンバーガーの発売は、日本でも少しずつこうした動物性の食べ物の影響が認知されてきたことを表すので、個人的にもすごくうれしいです。
『グリーンバーガー』の原材料は?
それでは、グリーンバーガーの原材料をお伝えしていきます。
モスバーガーの公式サイトに細かい原材料が記載されていなかったので、問い合わせたところ、回答をいただきました。
モズバンズ(ベジタブル)の原材料
グリーンバーガーのバンズの原材料は以下のとおりです。
バンズの原材料
小麦粉、大豆加工品、砂糖、還元水あめ、パン酵母、ほうれん草ピューレ、食塩、醸造酢/乳化剤、増粘剤(アルギン酸エステル)、クチナシ色素、ビタミンC、(一部に小麦、大豆を含む)
怪しそうな「アルギン酸エステル」ですが、FAO/WHO 合同食品添加物評価委員会でも安全性が高いとされているようなので、ご安心ください(参照)。

また、クチナシ色素は『食べてはいけない添加物/渡辺 雄二(著)』で、安全とも言えないが危険とも言えないとされているので、そこまで心配はいらないのかなと思います。
ソイパティの原材料
続いて、ソイパティの原材料がこちらになります。
ソイパティの原材料
植物油脂(なたね油/パーム油)、こんにゃく、粒状大豆たん白、キャベツ、ぶどう糖、しょうゆ、大豆加工食品(脱脂大豆、食物繊維)、食塩、しょうがペースト、香辛料、酵母エキス、しいたけエキスパウダー/トレハロース、加工デンプン、ゲル化剤(メチルセルロース)、調味料(アミノ酸)、カラメル色素、乳化剤、水酸化Ca、(一部に小麦・大豆を含む)
トレハロースやメチルセルロースは、安全なようです(参照:『食べてはいけない添加物/渡辺 雄二(著)』)。
加工デンプンに関しては、特定の加工デンプンでラットへの発がん性は見られたものの、厚生労働省は人への毒性は見られず、安全性に問題はないとしています(参照)。
なので、ここも心配はないのかなと思います。
ただし、パーム油を使用しているようなので、パーム油を避けられている方には少し残念ですね。
トマトのソースの原材料
そして、最後にグリーンバーガーのトマトソースの原材料をお伝えします。
トマトソースの原材料
トマトペースト、野菜(ごぼう、にんじん)、米こうじ加工品、粒状植物性たん白、植物油脂(なたね油)、果糖ぶどう糖液糖、キャベツエキス、にんじんエキス、食塩、酵母エキス、醸造酢、香辛料/調味料(有機酸等)、増粘剤(加工デンプン)、乳酸Ca、甘味料(ステビア)、(一部に大豆、リンゴを含む)
ステビアはかつて不妊の招くとされていましたが、現在では安全とされているようです(参照)。
ステビアとは、アフリカのキク科の植物「ステビア」から抽出・生成された天然の高甘味度甘味料です。パラグアイでは400年ほど前から利用されていたといわれています。
『グリーンバーガー』はどこで食べれる?
現在は、全国のモスバーガーにて『グリーンバーガー』が食べられます。
ただし一部の店舗では販売されていないようなので、お近くのモスバーガーが取り扱っているか確認するようにしましょう。
価格は税別で538円となっています。
『グリーンバーガー』の栄養価は?
グリーンバーガーの栄養素は以下のようになっています。
グリーンバーガーの栄養素
- エネルギー 299kcal
- たんぱく質 11.9g
- 脂質 9.9g
- 炭水化物 41.0g
- コレステロール 0mg
- 食物繊維 3.7g
- 食塩相当量 2.0g
グリーンバーガーのミネラル
グリーンバーガーに含まれているミネラルは以下のとおりです。
グリーンバーガーのミネラル
- ナトリウム 750mg
- カリウム 183mg
- カルシウム 41mg
- リン 76mg
- 鉄 1.0mg
ナトリウムが少し多いのかなといった印象ですね。
ナトリウムは1日に男性で2,000mg未満、女性で1750mg未満と推奨されているので、グリーンバーガーを食べると3分の1ほど摂取することになります。
グリーンバーガーのビタミン
グリーンバーガーに含まれるビタミンは以下のとおりです。
グリーンバーガーのビタミン
- ビタミンA 41μg
- ビタミンB1 0.13mg
- ビタミンB2 0.09mg
- ナイアシン 1.0mg
- ビタミンC 9mg
- ビタミンD 0.0μg
- ビタミンE 1.6mg

モスバーガーと比較してみた
グリーンバーガーの栄養素だけを見てもあまりわからないので、普通の『モスバーガー』と比較してみました。
グリーンバーガー | モスバーガー | |
カロリー | 299kcal | 364kcal |
たんぱく質 | 11.9g | 15.5g |
脂質 | 9.9g | 15.5g |
炭水化物 | 41.0g | 40.6g |
食物繊維 | 3.7g | 2.6g |
コレステロール | 0mg | 29mg |
食塩相当量 | 2.0g | 2.2g |
ナトリウム | 750mg | 867mg |
カリウム | 183mg | 332mg |
カルシウム | 41mg | 32mg |
リン | 76mg | 157mg |
鉄 | 1.0mg | 1.2mg |
ナイアシン | 1.0mg | 2.5mg |
ビタミンA | 41μg | 30μg |
ビタミンB1 | 0.13mg | 0.10mg |
ビタミンB2 | 0.09mg | 0.10mg |
ビタミンC | 9mg | 10mg |
ビタミンD | 0.0μg | 0.2μg |
ビタミンE | 1.6mg | 1.7mg |
「モスバーガー商品 栄養成分表」を参照
こうやって比べてみると、グリーンバーガーは普通のハンバーガーよりもカロリーや脂質、ナトリウムが少なく、健康的だと言えそうですね。
ビタミンやミネラルに関しては、勝っているものもあれば劣っているものもあるので何とも言えませんね。
まぁ、モスバーガーでがっつり栄養補給をしようと考えている人は少ないと思うので、その辺はあまり気にせずで大丈夫なのかなと思います。
ちなみに、日々の栄養バランスを気にされている方には、こちらをおすすめしています☟
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『グリーンバーガー』のアレルギー成分
グリーンバーガーには、小麦、大豆、リンゴが原材料として使用されているので、アレルギーをお持ちの方はご注意ください。
また、これ以外にも工場の製造ラインを共有しているもの(落花生やカニなど)もあるので、アレルギーに関して詳しくはこちらをご参照ください。
『グリーンバーガー』の注意点
最後にグリーンバーガーの注意点をお伝えしておきます。
動物性食材を含む製品と同じ工場で製造されている
グリーンバーガーは、動物性食材を含むモスの製品と同じ工場で製造されているようです。
なので、製造過程においても動物性のものとの接触を避けられている方はご注意ください。
動物性食材と調理器具を共有している
また、グリーンバーガーは店舗では動物性食材を調理する器具を共有して作られているようです。
なので、ここも上記と同じく動物由来の食品との接触を避けられている方はご注意ください。
低アレルゲンメニューではない
グリーンバーガーは卵や乳などは使用されていませんが、低アレルゲンメニューではありません。
原材料に小麦や大豆が使われていますので、詳しくは上記の「グリーンバーガーのアレルギー成分」をご覧ください。
モスの『グリーンバーガー』を食べてみた|原材料や栄養素も徹底解剖:まとめ
今回は、本日から全国で発売開始されたモスバーガーの『グリーンバーガー』の実食レビューをお伝えしました。
グリーンバーガーはほんとうに美味しく、もう一つ買いに行こうかなと思うくらいでした。
気になる方はぜひ食べてみてください!
ヴィーガンやベジタリアンの方でなくとも、絶対おいしいと感じるはずです!
実はイギリスでは、あのケンタッキーからヴィーガンバーガーが販売されています。
こちらも実食レビューしていますので、気になる方は是非ご覧ください。
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