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『医者が教える食事術 最強の教科書』を読んでみた感想と良い点・悪い点

2020年4月18日

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医者が教える食事術 最強の教科書 レビュー アイキャッチ画像

健康に生きるためには、健康的な食事が欠かせない!

 

なんてことは、誰もが知ってることですよね。

 

ですが、普段私たちはどれだけ食事に気を使えているでしょう?

そして、どのくらい「健康的な食事」の正しい知識を身につけられているでしょう?

 

正直あんまり自信ないという方も多いかと思います。

 

私も同じでした。

そんなときに見つけたのが、糖尿病専門医の牧田善二氏が著者の『医者が教える食事術 最強の教科書 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』です。

 

気になったので早速購入して読んでみました。

 

ということで、今回は『医者が教える食事術 最強の教科書』を読んだ感想をお伝えしたいと思います。

 

すごくわかりやすく書かれていて非常に読みやすく、体系的に正しい食事法を学ぶことができました!

 

いま世間ではコロナウイルスでひどく混乱していますが、これを機会にしっかりと正しい食事法の知識を身に着けて、ウイルスに負けない体づくりをしていきましょう

 

この記事でわかること
  • 本書の基本情報
  • 私がこの本を読んだ感想
  • 本書の良い点と悪い点
  • 結局、本書を買うべきか

 

 

『医者が教える食事術』:基本情報

医者が教える食事術 最強の教科書 写真

まずは、本書の基本情報をサッとお伝えしておきます。

 

  • タイトル:医者が教える食事術 最強の教科書~20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68~
  • 著者:牧田善二(医学博士)
  • 発行年:2017年
  • 発行所:ダイヤモンド社
  • ページ数:279ページ
  • 価格:1500円+税

 

本書の内容としては、人体のメカニズムに合った食事法が紹介されており、免疫力やパフォーマンスの向上といった目的別に沿った食事法が解説されていました。

 

これと言って難しいものもなく、今まで常識と思っていたことが間違っていたといった気づきもあるので、健康になるための食事術を学びたい方は是非ご覧ください。

 

それでは、以下でこの本を読んだ私の感想をお伝えしていきたいと思います。

 

『医者が教える食事術』を読んだ感想

 

全体的な感想としては「良書」の印象

まず、この本の全体的な感想としては、わかりやすく書かれていて、医学的に正しい食事法が学べる良書だなといった印象です。

 

その辺のだれが書いたのかわからないような食事術の本とは違い、しっかりと医学的知見から書かれているのが良かったと感じました。

 

ただ、参考文献がしっかりと示されていないケースがあったり、参考文献のまとめが最後に記載されていなかったりするので、そこが少し不安材料ではあります。

 

 

それでは、もう少し詳しく良い点と悪い点を深掘っていきたいと思います。

 

『医者が教える食事術』の良い点

私が本書を読んでいいなと思った点は以下の3点です。

  1. 人体のメカニズムに沿った食事法が学べる
  2. 目的別(悩み別)に食事法が学べる
  3. わかりやすく読みやすい

 

それでは、以上の3点を少し説明していきます。

 

人体のメカニズムに沿った食事法が学べる

少しネタバレになってしまいますが、本書では「血糖値のコントロール」が一番大切であると主張されています。

 

というのも、現代は糖質を取りすぎており、それが生活習慣病に繋がっているからです。

 

この糖質過多の食習慣は私たちの人体のメカニズムに沿っていないので、様々な不調が出てきてしまうということなのです。

 

つまり、人体のメカニズムに沿った食事とは「糖質を取りすぎない食事」ということです。

 

いたってシンプルですよね。

 

目的別(悩み別)に食事法が学べる

本書の2つ目の良い点は、免疫力やパフォーマンス向上、老化防止などの目的に沿った食事法が開設されている点です。

 

なかでも病気にならないために免疫力を向上させる(回復させる)食事法は、現在世界で流行している新型コロナの対策には持って来いの内容です。

 

また、目的別になっているので、特定の目的がある人はその部分だけササッと読めばいいので時間短縮にもなり良いですね。

 

わかりやすく読みやすい

そして最後の良い点は、すごくわかりやすく書かれていて理解しやすいという点です。

 

「医学的に正しい食べ方」なんて言われると、専門用語みたいなものが多く使われているかと思いがちですが、全くそんなことはありません。

 

わかりやすい言葉で解説されていて、大事なところはマーカーで色がついていたり太文字になっていたりして非常に読みやすかったです。

 

いままで食事法の本を読んだことがない方でも十分理解できます。

 

『医者が教える食事術』の悪い点

本書を読んで感じた、個人的に不満だった点は以下の2点です。

 

  1. 参考文献の記述がない場合がある
  2. 鵜呑みにすると危ない情報も?

 

それぞれ以下で少し解説していきます。

 

参考文献の記述がない場合がある

この点は先ほども簡単に述べましたが、本書では参考文献の記述がないところがいくつかありそこが少し個人的には不満に感じました。

 

ある個所では「~~医学雑誌に掲載された論文では」という記述がる一方で、「ある研究によると」とだけ書かれてる場合がありました。

 

個人的にちゃんと論文を読みたいので、参考文献の記述がないのはあまり信ぴょう性がないように感じました。

 

また、普通は本の最後に記載されている参考文献リストもないため、そのあたりも少し疑問を感じてしまいました。

 

「医学的」と述べているのであれば、しっかりと「医学的根拠」を示してほしいものです。

 

鵜呑みにすると危ない情報も?

2つ目の不満ポイントは、上記のポイントにもつながりますが、鵜呑みにすると危ない情報がいくつかあったことです。

 

というのも、本書ではいくつか「?」が頭に浮かぶ場面がありました。

 

例えば、第1章の「体に良い食べ物」のところで「ワイン」が取り上げられていましたが、ここで少し疑問を抱きました。

 

そこでは、こんな記述がされていました。

アメリカの栄養学学会誌「The American Journal of Clinical Nutrition]に記載された論文など、信頼できる機関によるいくつかの研究で、ワインは体にいいものであることが証明されています。ビールや日本酒など糖質の多いモノを多量に摂ったケースを除き、そもそもアルコール自体が体にいいのですが、とくにワインは優れています。(p.88)

 

ここの「そもそもアルコール自体が体にいい」というところに疑問を感じました。

 

その理由は以下の2つ。

 

理由1:参考文献が掲載されていない

参考文献がないと、どの研究結果をもとにこのことを述べているのかがわからず、信ぴょう性がありません。

 

理由2:「アルコール自体が体にいい」という説自体に疑問

最近の研究で「少量のアルコールでも脳を老けさせる」といったデータが出ていたり、権威的医学雑誌ランセットに掲載された論文では「健康のためにはアルコール摂取0が一番」と結論づけられたりしています。

 

もちろん、「お酒は適度であれば健康へのメリットがある」といったデータもありますが、ここはまだ結論が出ていないところでもあります。

 

ただ、世間で言われているように少しであればお酒は体に良いといったことが少し疑わしさもあるのが現状です。

 

なので「アルコール自体が体にいい」と言い切ってしまうと、勘違いしてしまう人もいるのではないかと感じました。

 

 

このように、本書では「鵜呑みにすると危険な情報」が見受けられたので、情報の取捨選択が必要かなと思います。

 

結局、『医者が教える食事術』は買うべき?

さて、これまで『医者が教える食事術』を読んだ感想を述べてきましたが、「結局この本は買うべきかなのか?」について最後にお伝えしたいと思います。

 

結論を言いますと、「買うべき」です。

 

私がこう考える理由は以下の2点です。

  1. 読みやすく、医学的に正しい食事が体系的に学べる
  2. 玄人の方も素人の方も両方が学べる本となっている

 

読みやすく、医学的に正しい食事が体系的に学べる

本書では、人体のメカニズムに合った食事法に加え、目的別にあった食事法が解説されていました。

 

したがって、どのような食事が体に良いのかを体系的に学べる本となっています。

 

また、文章も読みやすく適度に装飾もされていて、読み疲れしない本であると感じました。

 

玄人の方も素人の方も両方が学べる本

本書は、素人の方はもちろん、今まで食事について勉強されてこられた方でも学ぶことができる内容となっていると感じました。

 

先ほども述べたように鵜呑みにすると危ない情報を記載されているので、玄人の方はそういった箇所を探していくと楽しみながら読めるかと思います。

 

また、目次を見て自分が持つ知識で答えられるかということにもチャレンジしてみると面白いと思います。

 

『医者が教える食事術」の総合評価は?

ということで、良い点悪い点すべてをひっくるめた私の本書に対する総合評価は、

[star rate="3.5" max="5" number="1"]

としておきます。

 

「これから食事に気を使っていこうと思っているけど、何から始めれば良いのかわからない」といった方は、正しい食事法や基本的な知識が凝縮されているので、役に立てていただけると思います。

 

食事と健康に興味のある方は一読の価値ありです!

 

『医者が教える食事術 最強の教科書』を読んでみた感想と良い点・悪い点:まとめ

いかがだったでしょうか?

 

今回は、牧田善二氏が書いた『医者が教える食事術』の本の内容の簡単な紹介と本のレビューを行いました。

 

今回のレビューのポイントをまとめておきます。

  • 医学的に正しいとされる食事法が学べる
  • 食事の基礎知識が身に付く
  • 素人も玄人が食事法を学べる本
  • 健康に生きたいなら買うべし
  • ただし情報の取捨選択が必要

 

食事と健康に関しては不確実性が高い分野ではありますが、自ら積極的に情報を取りに行き、それを踏まえて実践していくことが何より大切かなと思います。

 

この本でしっかりと基礎的な知識を身につけて、テレビや雑誌などの情報に簡単に流されないようになれるとこっちのもんです。

 

私ももう一度この本を読み直して。しっかりと自分の中に落とし込んでいきたいと思います。

 

最後までご覧いただき有難うございました。

 

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