
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 無印良品の大豆ミートとは
- 大豆ハンバーグは美味しいのか?
- 大豆ハンバーグの良い点・悪い点
結論としては、無印良品の大豆ミートハンバーグは、個人的にはまぁまぁな味でした。
(ごめんなさい、無印さん。。。)
ただ、これはあくまで個人的な感想であり、無印良品の大豆ハンバーグは食べ方次第で美味しくなる可能性を秘めているなと感じました!
そこで今回は「無印良品の大豆ミートハンバーグを食べた感想」をお伝えし、「良いと感じた点、改善を期待する点」についてもお伝えしていきます。
無印良品の大豆ミートに興味のある方は、ぜひご参考ください。
タップできる目次
そもそも大豆ミートとは?
まず、そもそも大豆ミートって何?という方に向けて、大豆ミートについて簡単に解説しておきます。
大豆ミートとは、大豆を主原料にしてお肉に似せて作られた食品です。
大豆からできているにもかかわらず、お肉のような見た目や味のものも最近は増えてきています。
大豆ミートの他に「ソイミート」や「ベジミート」などの呼び名もあります。
大豆ミートが注目される理由
大豆ミートは健康へのメリットが大きいとされ、いま注目を集めています。
健康へのメリットしては、以下のようなものがあります。(参照)
ポイント
- 低カロリー低脂肪
- 高タンパク
- 食物繊維が豊富
- ビタミン・ミネラルが豊富 など
こういった健康へのメリットが取り上げられたことで、健康志向が高まっている昨今、大豆ミートは注目を集めています。
大豆ミートが注目を集めるもう一つの理由
そして、健康へのメリットからさらに踏み込んだところでも、大豆ミートが注目される理由があります。
それは何かというと、環境への影響や動物の福祉の観点です。
これら2つの点はお肉について語る上で外せないポイントで、いま世界中でこれらの問題について関心が高まっており、解決策が模索されています。
それらについての詳細な説明は省きますが、気になる方は以下のまとめをご参照ください。
そんな中登場した無印良品の大豆ミート
そのようなお肉に関する問題と大豆ミートに注目が集まる中、日本の大手メーカーである無印良品が大豆ミートを発売しました。
大豆ミートの開発のきっかけとして、無印良品は以下のように述べています。
「人口増加による食肉需要の増加や、それに伴う環境破壊などが懸念されている。普段の食卓で慣れ親しんでいる“大豆”が、環境問題を考えるきっかけになることはもちろん、健康志向やエシカル消費の高まりなどもふまえ、より自分に合った豊かな食生活を送るための選択肢のひとつになればと考えて開発した」(食品産業新聞より引用)

無印良品の大豆ハンバーグの詳細
無印良品の大豆ハンバーグの詳細は以下の通りです。
商品名 | 大豆ミート ハンバーグ |
名称 | そうざい(植物性たんぱく加工品) |
内容量 | 80g |
エネルギー | 198kcal |
たんぱく質 | 10.1g |
脂質 | 11.2g |
炭水化物 | 14.2g |
食塩相当量 | 1.5g |
大豆ハンバーグの原材料
植物油脂(国内製造)、粒状植物性たんぱく質、ソテーオニオン、パン粉、水あめ、粉末状植物性たんぱく質、粉末卵白、でん粉、たん白加水分解物、発酵調味料、香辛料、食塩、たまねぎエキス、粉末ココア/加工でん粉、カゼインNa(商品裏面より)

ヴィーガンに対応している?
残念ながら、無印良品の大豆ハンバーグはヴィーガンへの対応はしていないです。
大豆ハンバーグには卵と乳製品が使用されているようです。(無印HP)

それでは、無印良品の大豆ハンバーグを試した感想をお伝えしていきます。
無印良品の大豆ハンバーグは美味しい?
冒頭でもお伝えしましたが、無印良品の大豆ミートハンバーグは個人的には美味しいとは言えませんでした。

なんと表現すれば良いのかわかりませんが、大豆ミート特有の味や風味がありました。
でもソースをかけて食べれば、味も良くなり食べやすくなると感じました。
私の場合は、自作の玉ねぎソースと一緒に食べましたが、なかなか美味しかったです。
こんなかんじでいただきました。


では、味以外に無印良品の大豆ミートハンバーグについて良いと思った点と改善して欲しいなと思った点について以下でお伝えしていきます。
無印良品の大豆ハンバーグの良い点3つ
まず、無印良品の大豆ハンバーグについて良いなと感じた点は以下の3点です。
良い点3つ
- 大豆ミートの認知が広まった
- 添加物が満載ではない
- 調理がカンタン
それぞれ解説していきます。
良い点①:大豆ミートの認知が広まった
無印良品という大手メーカーが大豆ミートの販売に乗り出すことで、より多くの人が大豆ミートを認知するようになったことが良い点かなと思います。

>> 最強の食事法『フレキシタリアン』について詳しくはこちら
大豆ミートが注目を集めているとはいえ、まだまだ認知度が足りていないと感じています。
なので、大豆ミート自体をあんまり知らない人たちも大豆ミートを知るきっかけになったかなと思います。
また、大豆ミートを通じてお肉に関する問題の認知にも繋がると良いなと願っています。
良い点②:添加物が満載ではない
良いなと思った2つ目の点が、添加物の量が少ないことです。
大豆ミートを含めた植物由来のお肉は、お肉に味や風味を似せるために添加物がバンバン使われていることも多々あります。
その点、無印良品の大豆ハンバーグは添加物が満載ではないので、その点が非常に良いなと感じました。
実際に添加物として使われているのは、加工でんぷん粉とカゼインNaのみでした。
カゼインNaの危険性は高くありませんが、食物アレルギーがある方は注意が必要なようです。(参照)
良い点③:調理がカンタン
無印良品の大豆ハンバーグは調理がカンタンなのも、良いポイントです。
調理方法としては、袋からお皿に出してラップをして数十秒間レンジでチンするだけです。

無印良品の大豆ハンバーグの悪い点3つ
上記のような良い点とは反対に、改善して欲しいと感じた点もありました。
今後、無印良品の大豆ハンバーグに改善を期待する点は以下の3つです。
改善して欲しい点3つ
- 味
- ヴィーガンへの対応
- 植物油脂が一番多いのが気になる
それぞれ解説していきます。
改善を期待する点①:味
まず、シンプルに味の改善を期待しています。
ソースをかけて食べれば美味しくいただけますが、単体で食べるには少し抵抗がある方もいるかと思います。

やはり、食べる以上は美味しいことが大切かと思うので、これからさらに味が改善することを期待しています!
改善して欲しい点②:ヴィーガンへの対応
大豆ハンバーグの詳細のところでもお伝えしましたが、無印良品の大豆ハンバーグは現在ヴィーガンへの対応をしていません。
お肉の代わりに大豆ミートをよく食べるヴィーガンの方も選べるように、ヴィーガン対応になることを期待しています。
改善して欲しい点③:植物油脂が一番多いのが気になる
無印良品の大豆ハンバーグの原材料のところで、1番最初に植物油脂がきている事が気になりました。
※原材料は使用される重量が重い順に表示されます。
これは改善して欲しい点というか、疑問に感じたところ。

てな感じ。
製造する上で油脂が大量に必要なるのかと思いますが、健康への影響を考えると少し不安要素かなと思います。
植物油脂が一概に健康を害するということはありませんが、どういった中身のものなのかが不明なので表示してくれるとありがたいですね。
無印良品の大豆ハンバーグ(大豆ミート)を食べた感想!まとめ
今回は、無印良品から出た大豆ミートの中でも大豆ハンバーグを食べた感想についてお伝えしました。
無印良品という大きな企業が大豆ミートを出すことで、大豆ミートなどの代替肉に対する認知も広まったことは、非常に嬉しいことです。
ただ、大豆ミート特有の問題もいくつか残っているので、これらの改善を今後に期待しています。