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ヴィーガン食は心臓血管に良い影響を与える?

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野菜食べてますか?

野菜を食べると健康に良いとはよく聞きますが、実際にどれくらい健康に良いのかはあまり知らない方もいるかと思います。

今回は、つい最近出ていた『ヴィーガン食によって心臓血管の健康にメリットがあるのかどうか』を調べた研究R)についてみていきたいと思います。

野菜を食べることでどういった影響があるのか具体的にわかると、より積極的に野菜を食べるようになれるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

研究内容

今回の研究では、双子ペア22組(計44名)を対象として、ヴィーガン食と一般的な食事をとった場合に体にどういった変化があるのかが調べられました。

具体的には、

  • 双子ペアをヴィーガン食と一般食(肉・乳製品あり)にランダムで振り分ける
  • 8週間その食事をしてもらう(初めの4週は提供された食事、残りは自分で準備)
  • その後LDL(悪玉)コレステロールの数値を調査し研究開始前と比較
  • ついでに体重やHDL(善玉)コレステロール値など他の健康指標も確認

という感じです。

ヴィーガン食は循環器系に良い影響を与える?:研究結果

で、結果はどうなったかというと

  • ヴィーガン食ではLDLコレステロール値が一般食より平均で13.9 mg/dL多く低下
  • 開始4周目の時点ですでに有意な低下が見られた
  • 8週目のLDLコレステロール値の変化率はヴィーガン食の方が一般食よりも大きかった

という感じになっておりました。

もりま

開始4周目ですでにポジティブな影響が出たのは驚きですね。

また、LDLコレステロール値以外の数値の結果としては、一般食グループに比べてヴィーガン食のグループで空腹時インスリン値と体重の低下が見られたようです。

それ以外の数値(HDLコレステロール値など)は両グループ間で有意な差は見られなかったとのことでした。

みんなヴィーガン食にするべきか?

この研究の結果を受けて、心臓血管の健康のためにみんなヴィーガンにするべきか?というとそうではないと個人的に思っています。

というのも研究者も認めているようにこの実験では、

  • サンプルサイズが44名と少ない
  • 期間も8週間と短め
  • 研究終了後のフォローアップがなくその後の影響が不明

などといった点が挙げられ、まだ一般化するには根拠不十分であるためです。

ヴィーガン食は心臓血管にプラスなのは確実といえそうだが...

ただ、今回の『ヴィーガン食が心臓血管の健康を向上させる』という研究結果は、これまで様々な研究で示されているのと一致しており、ヴィーガン食が心臓血管に良い影響をもたらすのはほぼ間違いないでしょう。

とはいえ、ヴィーガンのようにお肉や乳製品などの動物性食品を完全に排除する必要があるかは疑問がまだ残ります。

というのも、先行研究では、ヴィーガンとまではいかずとも、動物性の食品の摂取を減らして野菜中心の健康的な食事にすることで心臓血管の健康メリットは得られることが示されているためです。

なので、結論的には、野菜を意識的に増やすように意識すればいいでね?という感じです。

もりま

やはりフレキシタリアンが最強な気がしてます。

関連記事 最強の食事法『フレキシタリアン』のすすめと7つの根拠

野菜の摂取量を増やして心臓血管を労わる:まとめ

今回は、ヴィーガン食によって心臓血管の健康に良い影響があるかを調べた研究について解説しました。

結果としては、先行研究と同様の結果で、ヴィーガン食はポジティブな影響があるようです。

ただ、基本的には動物性食品を減らしつつ、野菜中心の生活を送るのでも一旦は良いのかなと思います。

いろんな野菜を食べて、心臓血管の健康を維持・向上させるようにしていきたいものですね。

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